2017年12月24日
中山競馬場で有馬記念(G1/芝外回り2500m)が行われます。
2017/12/24(日) 有馬記念(G1)
中山競馬場/芝/2500m
出走可能頭数 18頭
■出走予定馬 予想オッズ
有馬記念2017予想オッズ | 単勝 | 複勝 |
キタサンブラック | 2.4 | 1.3 |
シュヴァルグラン | 3.0 | 1.4 |
スワーヴリチャード | 5.5 | 2.2 |
ミッキークイーン | 9.9 | 3.0 |
サトノクラウン | 10.1 | 3.7 |
レインボーライン | 28.2 | 5.8 |
ヤマカツエース | 29.8 | 6.3 |
シャケトラ | 39.8 | 7.0 |
ルージュバック | 41.1 | 7.1 |
サクラアンプルール | 50.6 | 8.4 |
サウンズオブアース | 61.1 | 13 |
ブレスジャーニー | 62.0 | 12 |
サトノクロニクル | 64.1 | 14 |
クイーンズリング | 80.8 | 19 |
カレンミロティック | 169.5 | 29 |
トーセンビクトリー
| 204.1 | 39 |
馬連
1人気キタサンブラック─シュヴァルグラン4.6倍
2人気キタサンブラック─スワーヴリチャード5.9倍
3人気シュヴァルグラン─スワーヴリチャード7.3倍
4人気キタサンブラック─サトノクラウン10.9倍
5人気キタサンブラック─ミッキークイーン10.9倍
馬単
1人気キタサンブラック─シュヴァルグラン8.4倍
2人気シュヴァルグラン─キタサンブラック9.3倍
3人気キタサンブラック─スワーヴリチャード10.1倍
4人気キタサンブラック─サトノクラウン15.0倍
5人気シュヴァルグラン─スワーヴリチャード15.1倍
実績No1、安定感抜群、ラストランになるキタサンブラックが1番人気。
前走のJCで、キタサンブラックを破った、シュヴァルグランが2番人気。
今年のタービー2着のスワーヴリチャードが3番人気と上位3頭+ミッキークイーン、サトノクラウンを含め5強となりそうです。
■注目馬
キタサンブラック
厩舎・馬主の共にが2017年の大目標は有馬記念と宣言。おそらく北島三郎氏にとってはコレが最後のG1挑戦となるでしょう。
秋G13戦の疲労が完全に抜けているとは言い切れず、激走の反動は怖いですが、役者にふさわしいのはこの馬なのは間違いありません。
スワーヴリチャード
あのミルコがこの馬を選んで有馬記念に向けて陣営も作ってきました。選択肢としては香港も選べたはずだがこっちを選んできたのは自信の表れ。非常に怖い存在です。
しかし、不安材料があるのは確かです。内枠引いて溜める形でコーナーさえクリア出来ればとも言えるが外目の枠を引いてロスだらけになったら正直飛ぶ可能性もありそうです。
シュヴァルグラン
昨年は外枠を引いて終始外を回す競馬ながらも6着に台頭。鞍上は無難に乗って無難に上位に食い込んできた印象だがもし内目の枠を引いてロス無く立ち回っていたとしたら?
おそらく差のない上位決戦になっていたのは間違いないでしょう。鞍上ボウマンに変わって2017年は逆転候補の1頭です。ジャパンカップのようにロス無く立ち回れる内枠が理想。
ミッキークイーン
昨年よりも状態面は上がってきていると陣営談。コレを鵜呑みにするのもしっくり来ない側面もありますがこの馬も雄馬の猛者と戦ってきて善戦を繰り返してきた馬。
舞台設定に関しては100%合うと言えば嘘になりますが、スパッと切れる脚は上位勢にも引けをとらないのは事実。一発の可能性は十分にあります。
サトノクラウン
東京2400mの切れ味勝負よりも遥かにこっちの方が合いそう。タフな馬場でこそ持ち味を活かせる馬で、後は中山馬場がどこまでタフになってくるか?それだけです。
当日の馬場状態次第では逆転の目は十分にありそうです。
■過去データ(10年分)
人気別集計
人気 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1番人気 | 5- 2- 1- 2 | 50.0% | 70.0% | 80.0% |
2番人気 | 2- 1- 2- 5 | 20.0% | 30.0% | 50.0% |
3番人気 | 0- 0- 1- 9 | 0.0% | 0.0% | 10.0% |
4番人気 | 1- 1- 1- 7 | 10.0% | 20.0% | 30.0% |
5番人気 | 0- 2- 0- 8 | 0.0% | 20.0% | 20.0% |
6番人気 | 0- 0- 1- 9 | 0.0% | 0.0% | 10.0% |
7番人気 | 0- 1- 0- 9 | 0.0% | 10.0% | 10.0% |
8番人気 | 1- 0- 0- 9 | 10.0% | 10.0% | 10.0% |
9番人気 | 1- 1- 1- 7 | 10.0% | 20.0% | 30.0% |
10番人気 | 0- 1- 1- 8 | 0.0% | 10.0% | 20.0% |
11番人気 | 0- 0- 1- 9 | 0.0% | 0.0% | 10.0% |
12番人気 | 0- 0- 0- 10 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
13番人気 | 0- 0- 0- 10 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
14番人気 | 0- 1- 1- 7 | 0.0% | 11.1% | 22.2% |
15番人気 | 0- 0- 0- 8 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
16番人気 | 0- 0- 0- 6 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
グランプリレースだけあって、1番人気、2番人気の複勝率は高く、大きな波乱は少ない傾向。しかし、馬券圏内には4~10番人気も絡んで来る。相手選びが重要。
枠順集計
枠番 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1枠 | 1- 2- 1-14 | 5.6% | 16.7% | 22.2% |
2枠 | 2- 1- 1-14 | 11.1% | 16.7% | 22.2% |
3枠 | 1- 2- 1-14 | 5.6% | 16.7% | 22.2% |
4枠 | 1- 3- 1-15 | 5.0% | 20.0% | 25.0% |
5枠 | 1- 1- 2-15 | 5.3% | 10.5% | 21.1% |
6枠 | 2- 0- 2-16 | 10.0% | 10.0% | 20.0% |
7枠 | 1- 0- 2-17 | 5.0% | 5.0% | 15.0% |
8枠 | 1- 1- 0-18 | 5.0% | 10.0% | 10.0% |
連対率ベースで見ると、4枠が連対率20.0%と優勢。1枠から3枠までの内枠勢も続きます。
対して、7枠の連対率が5.0%しかなく低調。複勝圏内率で見ると内枠有利、外枠不利と顕著な数字
年齢別集計
年齢 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
3歳 | 4- 3- 2- 23 | 12.5% | 21.9% | 28.1% |
4歳 | 3- 5- 2- 31 | 7.3% | 19.5% | 24.4% |
5歳 | 3- 1- 3- 34 | 7.3% | 9.8% | 17.1% |
6歳 | 0- 0- 1- 20 | 0.0% | 0.0% | 4.8% |
7歳 | 0- 1- 1- 10 | 0.0% | 8.3% | 16.7% |
8歳 | 0- 0- 1- 4 | 0.0% | 0.0% | 20.0% |
3歳馬の連対率が21.9%ということで、3歳馬の5頭に1頭は2着以内に入っている計算です。
今年のメンバーでは、サトノクロニクルとスワーヴリチャード、ブレスジャーニーの3頭が3歳馬です。5頭いれば2着以内に1頭くらいは入るかなとも言えますが、3頭なので微妙ですね。
ただ、中心に見たいのは3歳馬から5歳馬まで。6歳以上となると未勝利で、2着に1頭が絡んでいる程度です。
■総括
一番人気の信頼度は高めの有馬記念。予想通りならキタサンブラックになる所ですが、昨年のサトノダイヤモンドや2012年のゴールドシップなど、3歳馬の活躍も目立ちます。その点からもスワーヴリチャードも注目。
また、当日の馬場状態も鍵。
道悪開催の可能性もあり、その場合は伏兵が台頭する可能性は十分にあります。
キタサンブラック自身、不良馬場の天皇賞秋を勝っているものの、重馬場の適性ではサトノクラウン、ミッキークイーンが上。
実績、適性、馬場状態からキタサンブラックが有力ではあるものの、スワーヴリチャード、シュヴァルグラン、ミッキークイーン、サトノクラウンは逆転の可能性も十分にあるかと思います。